2017年06月03日付

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きのうの天候はめまぐるしかった。夜中は雷が鳴り、雨が一時強く降った。朝になって晴れたかと思うと小雨が降り、風も強かった。今年は5月に気温が30度を超えたり、局地的な雨も観測したり。出水期を迎え、日常生活への影響が心配になる▼気象に影響があるとされる地球温暖化。対策の雲行きも怪しくなってきたようだ。トランプ米大統領が、温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からの離脱を表明し、国内外から批判されている。米国内では企業からも革新的な環境技術の開発が遅れるのではないかと危惧する声が出ているという▼パリ協定の形骸化を防ごうと、欧州連合(EU)と中国主導で協定の重要性を強調する動きがある。こういった国際的な働き掛けが重要なのだろう。宇宙飛行士の油井亀美也さんは以前、講演会で宇宙から見た地球について「大気の層が薄く壊れやすい」と印象を語っていた。地球を持続可能にするためには国を超えた協力が欠かせないとも▼ごみの分別を徹底して可燃ごみを減らす、燃費が悪くなる急加速など急の付く運転をしない、冷房の温度を下げすぎない―。温暖化防止では家庭や事業所で取り組めることがさまざまある▼諏訪市は昨年度から、身近な環境に幼児期から関心を持ってほしいと保育園で紙芝居を上演している。地球環境防止は意識向上も含めてまずは足元から。地道に取り組みを進めたい。

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