朝食の用意ない児童生徒の家庭状況調査 茅野市教委

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茅野市教育委員会は、市内小中学校で「朝食が用意されていない」状況にある児童生徒の個別調査に乗り出す。子どもの貧困が社会問題化する中、保護者などの相談を通じて朝食が用意されない要因を探る新たな試みで、すでに校長会に対応を依頼した。家庭の状況に応じて援助につなげる必要性も指摘している。

今年1月に全児童生徒を対象に実施した「早寝・早起き・朝ごはん」実態調査によると、登校日に「朝食が用意されていない」と答えた児童生徒は、小学生4人、中学生3人の計7人。内訳は小学2年2人、同3年1人、同6年1人、中学1年1人、同2年2人だった。

このうち小学生は前年度より7人減ったが、市教委は、親の援助が必要な低学年児童に朝食が用意されていない家庭の状況を懸念。各学校に対応を依頼し、保護者などとの対話を通じて、要因が貧困によるものか、親の都合によるものかなどを明らかにしていく方針だ。

欠食状態で登校している児童生徒の割合は小学生が1%(33人)、中学生が4%(57人)で、ほぼ横ばいの傾向。理由は、小学生が「食べている時間がない」15人、「食べる気がしない」12人、「用意されていない」4人など。中学生は最多が「食べる気がしない」で33人、「食べている時間がない」18人、「用意されていない」3人、「体重が気になる」2人などだった。

市教委生涯学習課は「朝食を毎日食べることは、基本的な生活習慣を身に付ける観点からも非常に重要。子どもたちの健やかな成長のためにも、今まで以上に家庭の協力を得ながら、欠食する子どもの数を減らしていきたい」と話している。

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