御柱曳行へ最後の仕上げ 木作り作業始まる

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境・本郷・落合地区のメドデコを取り付けて固定の具合を確かめる氏子たち

境・本郷・落合地区のメドデコを取り付けて固定の具合を確かめる氏子たち

25日に八ケ岳山麓へと運び込まれた諏訪大社上社御柱祭の8本の御柱用材が並ぶ、茅野市、原村境の御柱街道沿いで26日、さっそく御柱の木作り作業が始まった。同日は本宮三、前宮一、前宮三の山出し出発地点であり、担当地区の氏子たちが、メドデコや綱を取り付ける穴を開けるなど、曳行(えいこう)開始に向けて最後の仕上げに取り掛かっていた。

このうち本宮三を担当する富士見町の境・本郷・落合地区は、現地に向かう前に同町立沢区の大山祇社を参拝して作業の安全を祈願して綱置場へ。柱の前後にメドデコを差し込む穴や元綱、追い掛け綱をくくり付ける穴を開けた。用意した白木のメドデコを取り付けて、固定具合などを確かめては念入りに微調整していた。

斧方係長の中山一さん(57)は、安全で迅速な作業ができるよう心掛けているといい、「安全に曳行できるよう細心の注意を払っている」と話した。

柱の周囲は前日の歓迎ムードから一転、どの氏子の顔つきも真剣そのもので緊張感も漂っていた。係長らの指示の声に従って、てきぱきと体を動かし曳行準備を整えていた。

同地区の責任大総代、飯田幹夫さん=境=によると、朝の安全祈願には各地で準備を進める係も合わせて400人近くが参列した。飯田大総代は「皆の気持ちが一つになったと実感できた。安全に仲良く楽しく美しくがモットー。いい本番を迎えられそう」と作業を見守っていた。

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