ドナー登録理解を 骨髄バンクひまわりの会

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骨髄バンクへの関心や説明員の登録を呼びかける笠原千夏子さん

県と県内の骨髄バンクドナー登録説明員でつくる「骨髄バンク長野ひまわりの会」(笠原千夏子代表)は7月8日、「説明員養成研修会」を長野市で開く。白血病などで治療が困難な血液の病気の患者を救う健康なドナー(提供者)からの骨髄や末梢血幹細胞の移植。骨髄バンクやドナーの理解を深め、登録推進をボランティアで担う説明員を志す県民16人を、20日まで受け付けている。

説明員は、ショッピングモールや事業所、献血ルームなどの献血バスによる移動献血と同時に行うドナー登録会で、登録に関して説明をする。医療知識は必要なく、活動時間は1日あたり3~7時間。

ドナー登録は無料で対象は18歳~54歳(提供は20歳から)。2ミリリットルの採血があり所要時間は15分程度だが、ドナー候補になった時は家族の同意や1週間の入院が必要。提供前に家族の反対や、仕事の都合で意思を撤回すると患者が致命的な状況に陥ってしまうため、登録には移植への十分な理解が必要になる。

県内のドナー登録者は全国的に少なく、人口当たりの比率は全国最低という。県内の説明員は日本骨髄バンク地区普及広報委員でもある笠原さん(42)=諏訪市神宮寺=と、長野市の男性の2人のみだったため、昨年初めて養成研修を松本市で開いた。新たに諏訪地域5人、上伊那と松本の各1人が加わり、30~70代の9人で「ひまわりの会」を8月に発足。月2~3回(主に土日曜)、分担して各地の登録会で説明する。2016年度は前年比110人増の288人のドナー登録があり、成果があった。

笠原さん自身、慢性骨髄性白血病で、弟からの骨髄移植を受けて社会復帰できた体験を持つ。「ドナー登録を1人でも多く増やしたいが、まずは骨髄バンクのことを理解してほしい。骨髄移植は怖いイメージ、誤解されている部分がある。説明することは私たちの役目で、知ってもらうこと大事にしてイメージを変えたい」と話す。

説明会は午後1~5時、長野市若里の信州科学技術総合振興センター(信州大学工学部内)で。内容は活動内容の説明、笠原さんの体験談、ロールプレイング形式の研修など。参加無料。後日の実地研修で説明員の認定チェックを受け、日本骨髄バンクから委嘱される。

応募方法などの問い合わせは午後4時以降に笠原さん(電話090・2743・2573)へ。

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