御柱街道・上社山出し編 4:川越し

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宮川の川越し地点。中央道(写真奥)をくぐった御柱は左岸(写真手前)の御柱屋敷を目指して川を越す

宮川の川越し地点。中央道(写真奥)をくぐった御柱は左岸(写真手前)の御柱屋敷を目指して川を越す

木落しを終えた御柱は細い路地を抜け、上川橋交差点を経由して中河原地区に入る。再びメドデコを付け、約300メートルで国道20号と交わる中河原交差点に差し掛かる。国道の横断は交通の流れを止めるため、制限時間は10分以内。曳き子の気持ちを一つにし一気に綱を伸ばして渡り切る。

横断後、従来は右斜めに分かれる細い路地を進んできたが、道幅が狭く、メドデコをいったん取り外す必要があるため、検討の結果、今回はこの路地には入らず、そのまま直進する新ルートを採用。中央道と交わる交差点を右折し側道を進むことで、メドデコの着脱作業が省けて1時間近い短縮が見込めるという。

左手の中央道高架下の通路をくぐると宮川右岸が見えてくる。いよいよ山出し最後の難所「川越し」だ。川越しには御柱を清める意味があるという。御柱はメドデコに氏子を乗せたまま寒流に突っ込む。勇壮な氏子の姿に観客は息を飲む。

川越しは山出し2日目の4月3日に3本を予定。先頭の本宮一は午後1時30分に実施し、前宮一、本宮二が1時間ごとに続く。3日目の4日は前宮二が午前9時30分に先陣を切り、計5本が川を越す。

左岸に引き上げられた御柱は、護岸を越え、山出し終着点「御柱屋敷」に曳き付けられ、1カ月後の里曳きを待つ。

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