点滴クリップがグランプリ 諏訪日赤など開発

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「看護のアイデアde賞」のグランプリを受賞した諏訪赤十字病院の点滴クリップ

諏訪赤十字病院(諏訪市)が諏訪地域の企業などと共同開発した、点滴と管をつなぐ「点滴クリップ」が、第10回「こんなものを作ってみました!看護のアイデアde賞」の最高賞であるグランプリを受賞した。今後製品化され、医療現場で使われる予定だ。

同賞は、日本病院会と日本経営協会が主催する「国際モダンホスピタルショウ2017」(7月12~14日、東京ビッグサイト)の企画。医療現場のアイデアを取り入れ、利便性の高い道具を開発した団体に贈られる。今年は全国の医療機関48団体から62作品の応募があった。

点滴クリップは長さ9センチ、幅5センチ。点滴の管の差し込み口の大きさに合わせて16種類ある。プラスチック製で点滴パックの差し込み口に取り付け、患者が管を引き抜くのを防ぐ。過度な力を加えるとクリップがたわんで管が外れ、点滴スタンドが倒れない仕組みになっている。

レンズの設計や開発を手掛けるフィット(下諏訪町、長岡暢代表取締役)とNPO法人諏訪圏ものづくり推進機構と連携して提案。メーカーごと点滴の管の差し込み口の形が異なるため、厚みや形状などを試行錯誤したという。

神澤ひさ美看護師長は「高齢者患者らが夜間に点滴を引き抜いてしまうことがあるが、地元 のものづくり企業のノウハウを生かして解決できた」と話した。

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