諏訪市美術館5月に開館60年 通年で記念イベント

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諏訪市湖岸通り4の諏訪市美術館が、県内初の公立美術館として1956(昭和31)年5月3日に開館してから60年目を迎える。同館は4月1日から1年間、来館者から思い出を寄せてもらうなどの記念イベントを行い、歩みを振り返る。

国重要文化財「片倉館」の向かいにある同美術館の建物は、旧片倉製糸が43年に建てた。もともとは蚕糸関係の資料などを展示する片倉館の付属施設「懐古館」だった。市が寄贈を受け、56年に常設美術館として開館した。木造2階建ての建物は、国登録有形文化財になっている。

しっくい塗りの白壁や、天井を支える円柱形の柱など、懐古館の当時の趣のまま美術館として利用している。1階には、諏訪市を代表する彫刻家、細川宗英(1930~94年)の作品を常設展示する。このほか、全国的に著名な作家や郷土作家の近代美術作品を中心に、日本画・洋画・彫刻・工芸・書など約1400点を収蔵している。

来年3月31日までの通年イベントとして、「あなたが描く諏訪市美術館の思い出」を行う。「学校の授業で美術館に行った」「今日初めて訪れた」など、市美術館にまつわる思い出や印象を来館者に書いてもらい、ホームページで随時紹介。館内にも展示する。参加者には同館の招待券をプレゼントする。

開館記念日の5月3日は入館を無料にする。10月から12月にかけて記念展覧会も計画している。

五味裕史館長(51)は「市民をはじめ、関係する多くの人の思いがつながって60周年を迎えることができた。記念事業を行っているので、多くの人に足を運んでほしい」と話している。

問い合わせは同館(電話0266・52・1217)へ。

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