駒ケ根のスケートボードパーク 使用一時中止

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駒ケ根高原の太田切川左岸にある駒ケ根市の施設「森と水のアウトドア体験広場」内のスケートボードパークで今年度、救急車の出動を伴う事故が2件発生したとし、市は安全確保のため施設の使用を一時中止したことを14日に開いた市議会6月定例会一般質問で明らかにした。杉本幸治市長は「安全に利用いただくために、さまざまな視点から抜本的な見直しが必要」とし、利用者や指定管理者の駒ケ根観光協会と対応を話し合い、早期の再開を目指す方針を示した。

公園の安全管理を問う小原茂幸氏の質問に答えた。市によるとスケートボードパーク(930平方メートル)は「3on3」のバスケットボールコートを併設した施設で、2002年に開設。当初はバスケットボール場を整備する計画だったが、スケートボード愛好者から練習場を求める声があり、設計を変更して現在の形となった。

事故は4月29日と6月4日のいずれも週末に発生。4月の事故ではヘルメットや防具を着けずにスケートボードを楽しんでいた20代男性が脳震盪を起こし、6月の事故ではバスケットボール中の30代男性が足首の骨を折って搬送されたという。

スケートボード場はヘルメットなどの着用を利用条件としているが、杉本市長は「実際には着用せずに利用する人が多い」と報告。事故原因の一つとして「無料で使用でき、利用申請や時間制限を設けていないことから、施設管理者の指導が十分に行き届かない」と指摘した。

近年、週末を中心に利用者が増加しており、関係者からは「(両スポーツを)同時に利用することに無理がある」との指摘もあるという。市は近く施設利用に関する意見交換会を開く計画。管理者や利用者の意見を聞き、今後の安全確保や利用方法について確認する。

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