諏訪に”ゲストハウス” 菊池さん魅力発信

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「シャンブルドット たたみ」内を紹介するオット(オーナー)の菊池千鶴枝さん

東京都から子どもの健やかな成長を願って北信地域に移住した菊池千鶴枝さん(64)が今春、「湯治で訪れ、大好きになった」という諏訪市に簡易宿所「シャンブルドット たたみ」(同市湯の脇)を開設した。菊池さんは諏訪の「温泉」「人情」「街並み」にほれ込んだといい、「諏訪は本当に良いところ。外から見た良さと住むことで知る内から見た良さを発信したい」と話す。

シャンブルドットはフランス語で、民家の一部を低価格で宿泊に提供する形態。日本でいう民宿に近いが、同施設は「セルフスタイルの素泊まり宿」としている点でゲストハウスのようでもある。諏訪商工会議所によると「上諏訪駅界隈では初のゲストハウスではないか」としている。8畳の4人ルーム、6畳で女性専用の3人ドミトリー(相部屋)、板の間2畳分を合わせ計8畳の男性専用の3人ドリトミーを用意し、料金は一人3900円からとした。

菊池さんは空気のきれいなところで子育てをしようと、28年前に上水内郡鬼無里村(現長野市鬼無里)に移住。8年間過ごした後に同郡飯綱町に移り住んだ。2人の子どもが独り立ちしたころから長年の夢だったシャンブルドット経営の実現に向けて準備を開始。最適地を探し、各地を回った。

諏訪地方を選んだのは、湯治で訪れたのがきっかけ。雪国生活で痛めた体を癒やす泉質、目的地までの道案内を気さくに丁寧に教えてくれた地元住民の人柄、諏訪湖や街並み、「空の高さ」(菊池さん)などの風景の美しさに魅せられたという。

今後、諏訪地方の魅力的な場所を自ら巡って地域への理解を深めていく考えの菊池さんは「諏訪市を訪れる観光客や当宿を利用する宿泊客に紹介していきたい」と話していた。問い合わせは同宿(電話0266・75・0116)へ。

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