釜口水門の放流量 きょうから毎秒1トン削減

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少雨の影響で諏訪湖への流入量が平年の半分以下になり、天竜川への放流量を減らす釜口水門

県諏訪建設事務所は15日、諏訪湖の水位を確保するため、岡谷市の釜口水門の放流量を16日午前9時から、通常の毎秒8・4トンから同7・5トンに減らすと発表した。諏訪地方は梅雨入り後も雨の日が少なく、諏訪湖への流入量が平年の半分以下となっていることを受けた対応。梅雨期に放流量を減らすのは2005年5~6月以来で12年ぶり。

水門を管理する維持管理課釜口水門係によると、放流量は操作規則で「毎秒7~8・4トン」としているが、通常は約8・4トンで運用。例年のこの時期の水位は標準水位プラス72~75センチに保たれているが、15日午後4時現在の水位はプラス66センチとなっている。

諏訪湖への流入量は9~13日の5日間の平均で毎秒6・57トン。同係によると、例年の同時期は約17トンといい、今年はいつもの年の4割程度と大幅に低下している。長野地方気象台によると、上流部の原村の1~14日の降雨量は15・5ミリで例年の34%という。梅雨前線が例年よりも南に位置しており、今後も1週間前後は広範囲でまとまった降雨がない見通しとしている。

同係によると、湖の水位の低下がさらに続く場合は毎秒7トンに減らす考え。「標準水位プラス50センチが一つの目安と考えている」と話している。下流域の上伊那地方などでは河川の水位が下がると見込まれる。

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