3校テレビ会議 茅野市の北山・湖東・豊平小

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モニターごしに他校の児童と交流する豊平小6年生

茅野市教育委員会が進めるICT(情報通信技術)教育と小中一貫教育で、北部中学校区にある北山小学校と湖東小学校、豊平小学校の3校をつないだテレビ電話会議が15日、初めて行われた。秋以降に本格導入するシステムの機種選定に向けて試験的に実施。各校の6年生が北部中入学前に仲良くなる方法を話し合い、ドッジボールや食事で交流することを決めた。教職員は「交流を深めるのに有効なツール」などと手応えを語った。

グーグル社製のテレビ会議システム「クロームボックス」を使って実施した。豊平小教諭が進行役を務め、各校20~30人の6年生が参加。「入学前に仲良くなるためにどんな交流をしたらいいか」を議題に、モニターごしに交代で意見を出し合ったり、質問をしたりした。

豊平小6年の 佐藤凛太郎君(12)は「テレビ会議は普通にしゃべるのとは違うけど、自分や相手の意見が伝わりやすい。仲良くなるには良い方法だと思った」と話した。

市教委によると、3校は年1、2回北部中に集まって交流するが、遠隔地の北山小と豊平小はバス送迎のため集合に2~3時間がかかるという。豊平小の小林正典校長は1時間で結論が出たテレビ会議の有効性を指摘し、「思った以上に話し合いが進んだ。入学前に交流を実現させたい。顔見知りになって同じ中学に進んでほしい」と願った。

市教委は、市内全小中学校へのシステム導入費用を約200万円(モニター除く)、維持管理費を年50万円と見込む。テレビ会議は27日に東部中学校区でも行い、児童生徒の交流が成立するか検証し、教職員の意見も聞いて機種選定に入る。教職員の会議や研修などに使うことも視野に入れている。

市は8月、ICT教育に関する有識者会議を設置し、ICT教育環境の将来像を検討する。年度内に5カ年計画「ICT教育構想」を策定する方針だ。

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