子育ての森4ゾーンに 駒ケ根市政策研究チーム

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駒ケ根市政の個別課題を研究する市政策研究所の一環として、「子育ての森」に位置付けている同市菅の台一帯の整備活用を研究するプロジェクトチームは16日、これまでの検討内容を中間報告にまとめ、市に提言した。子育ての視点から観光施設や自然環境といった資源の連携、活用を考える取り組みで、チームでは「遊べる場所はたくさんあるが、一体的に結びついていない」と現状分析。一帯を目的別の4ゾーンに区分し、個別の施設を有機的に結ぶことでエリア全体の魅力向上を図る施策を提案した。

同研究所は市の総合計画や地方創生総合戦略の具体化に向け、官民が連携して施策の立案や事業化を研究する組織の総称。テーマごとにプロジェクトチームを編成しており、昨年度から「シティプロモーション」「健康長寿日本一」「子育ての森」「中央アルプス山麓開発」の4チームで調査研究を進めている。

「子育ての森」チームは市内の観光、建設、医療関係者ら民間から迎えた4人の客員研究員と市の若手職員4人で構成し、昨年9月に発足。観光地として親しまれる菅の台一帯の強みや課題を子育ての観点から分析し、市民や観光客にとって魅力的なエリアの整備、活用を検討してきた。

中間提言では菅の台の資源を分析した上で「今あるものを一体的なものとしてPRできる環境づくり」の必要性を強調。一帯を森と水のアウトドア体験広場を中心とした「家族で自然体験ゾーン」、太田切川で水遊びを楽しめる「じゃぶじゃぶ川遊びゾーン」、駒ケ根ファームスを核とした「ショッピング・休憩ゾーン」、ちびっこ広場と駒ケ池周辺の「冒険・あそび場ゾーン」に区分し、3世代の家族が安全に利用できる施設の整備を提案している。

提言書を受け取った杉本幸治市長は「ゾーニングはいい提案。専門家にも入ってもらい充実させたい」と関心を示し、今年度は太田切川での川遊びイベントの開催やちびっこ広場周辺の森の整備に着手することを約束。チームでは来年度事業への反映を視野に、今後具体的な整備や施策を盛り込んだ最終の提言をまとめる。

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