並木通り大ちょうちん作り 高校生も参加

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大ちょうちんの骨組みに和紙を貼り付ける保存会員と清陵高生

諏訪市並木通りの夏を彩る大ちょうちん作りが連日行われている。有志でつくる「並木通り大提灯保存会」(藤原千弘会長)が今年は高さ3・2メートル、直径1・8メートルのちょうちんを10張り製作。16日は諏訪清陵高校書道部の生徒4人が手伝い、同通りの夏の風物詩を支える人たちの熱意を感じていた。7月9日から飾る。

手作りの大ちょうちんは1955年前後から設置が始まり、60年以上にわたって地域を活気付けてきた。当初は岐阜県のちょうちん製作所から作り方を学び、独自の手法を加えて代々引き継いできた。従来は大手二丁目商工業連合会の恒例事業だったが、解散に伴い、同保存会が製作を受け継いだ。

今年はちょうちんのスポンサーとなった保険会社「アストのほけん」(諏訪市南町)の発案で高校生が製作に携わり、ちょうちんへの書き入れも担当する。

16日の作業では約20人が参加し、上下に分けて別々に和紙を貼るなどして製作したちょうちんを組み立てたり、10張り目の骨組みに和紙を貼り付けたりした。貼り付け作業は高校生も手伝った。会員の指導を受けながら作業を進めると、徐々にこつをつかんだ様子。手際よく取り組んだ。

骨組みへののり付けを行っていた有賀彩乃さん(17)=諏訪市豊田=は「昔から見てきた大ちょうちんが大変な作業の上に出来上がっていることを知った。多くの人の目に留まるような大ちょうちんになればうれしい」と話していた。文字の書き入れは18日に行う。

大ちょうちんは9月2日まで設置する。連日午後6時30分ごろから午前2時ごろまで明かりをともす。藤原会長(70)=同市大手=は「並木通りの大ちょうちんに今年は新たに若い力が風が吹き込まれる。地元だけでなく、諏訪全体の盛り上がりに少しでも貢献できればいい」と話していた。

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