ニッコウキスゲの花畑を 上諏訪中生が苗植える

LINEで送る
Pocket

黄色一面の花畑を楽しみに霧ケ峰蛙原にニッコウキスゲの苗を植える上諏訪中の生徒

諏訪市上諏訪中学校のボランティア委員会と生徒有志64人は17日、同市郊外の霧ケ峰蛙原にニッコウキスゲの苗700株を植えた。同市の小和田牧野農業協同組合所有の元牧草地の一部を花畑化する事業に協力して4年目。黄色の花が一面に揺れることを願い、50~60センチ間隔で穴を掘り、1株ずつ植えた。

同協組が1万3000平方メートルに在来植生を復元させる12年目の取り組み。試行錯誤を重ね、近年は同花畑で採取した種を市内小中学校で発芽させ約10センチまで栽培。のちに同組合で管理し30~40センチになるまで育て、土地に定着しやすい2~3年物の苗を花畑に植えている。

参加生徒は昨年より10人増え、リピーターも多い。毎年参加している3年の三井晃太君(14)は「高原で気分良く作業でき、毎年植えた苗が根付いてくれてうれしい」。吉澤俊哉委員長(14)は多くの生徒の参加に感謝し「土が硬く掘るのは大変だが、将来友達や家族と見に来て、自分が植えた苗だと自慢したい」と夏の霧ケ峰を彩る花畑を楽しみにしていた。

同協組は花畑入口の一角にも株を植えて、観光客にもニッコウキスゲをアピールしていく計画でいる。また今回は諏訪商工会議所の会員ら4人も活動に参加。宮坂廣司組合長は「産業にとっても霧ケ峰は宝。関心を持つ他団体とも協力して、活動を広げたい」と話していた。

7月2日は同市城南小学校も苗を植える。

おすすめ情報

PAGE TOP