画家の川崎さん 絵本「お諏訪さま物語」寄贈

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金子市長に絵本「お諏訪さま物語」を手渡し、懇談する川崎さん(左)=諏訪市役所

新潟県上越市の日本画家、川崎日香浬さん(39)が21日、諏訪の神話や伝説を基に自作した神話絵本「お諏訪さま物語」を諏訪市、茅野市、下諏訪町に寄贈した。諏訪大明神の建御名方命や母神で新潟県糸魚川市などに関連する神社がある奴奈川姫をテーマにした。「子どもたちに読んでほしい」と、28日までに寄贈する諏訪地方の残る3市町村も合わせ、6市町村の小学校に1冊ずつ計38冊を贈る。

川崎さんは、古事記に登場する奴奈川姫を主なモチーフにして描いている。絵本は約10年の研究の集大成として出版した。今年4~5月には諏訪市のSUWAガラスの里で個展を開いた。

絵本は、大国主命が奴奈川姫に求婚する場面から始まり、諏訪入りした建御名方命と洩矢命との戦いや諏訪の主となった建御名方命が洩矢命を神長官という役職に据え、力を合わせて統治したことなどを紹介。日本画18枚と分かりやすい文章で子どもにも親しめるよう工夫してある。

諏訪市役所では金子ゆかり市長と懇談。川崎さんは「古事記は子どもたちのために書かれたものだと思っている。子どもたちに伝えたい」と話した。市長は「お諏訪さまの原点が分かる良い本を頂いた。土地に育った人が伝説を知ることは大事」と感謝した。

同市教育委員会は市内7小学校に置いて子どもたちに読んでもらう意向だ。

原村には22日、岡谷市と富士見町には28日に寄贈する。

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