伊那市パノラマライナー 昼の便追加11月まで

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伊那市は、昨夏に初めて試験運行した伊那―木曽間を結ぶバス「パノラマライナー」を増便して7月15日から運行を始める。期間も昨年の23日間から51日間に拡充させ、22日の定例会見で白鳥孝市長は「7~11月の期間で定着させる本格運行」と説明した。中京、関西方面からの登山客の利便性向上を図るほか、伊那谷と木曽谷を結ぶ生活、観光路線としての利用も促進させる。

JR木曽福島駅(木曽町)と、南アルプスの玄関口となる伊那市長谷の仙流荘を結び、ジェイアールバス関東に運行を委託。特急「ワイドビューしなの」に接続し、「名古屋から約3時間で登山口へ」とJR東海の主要駅のほか、京都、大阪両駅にもポスターを掲示して山岳観光をアピールする。

昨年は朝、夕に運行したが、今年は昼の便(7月15日~23日の土日祝日、7月29~8月16日の毎日運行)を追加。伊那市駅―木曽福島駅間は2往復から3往復、木曽福島駅―仙流荘間は1往復から2往復へと増便させる。

期間は7月15日~11月5日までの土・日・祝日に運行。7月29日~8月16日は毎日運行する。昨年は7、8月の夏季限定だったが、秋の行楽シーズンまで延長させる。

昨年の1日当たりの利用者数は8・3人。採算が確保できる1便10人が目標だが、白鳥市長は「遠いイメージだった南アルプスが身近になったという意見もいただいている」と手ごたえを示し、大型誘客観光事業「信州デスティネーションキャンペーン」で県内を訪れる観光客の利用にも期待した。

市観光課は「増便と期間延長で選択肢や自由度も高まる。地元の皆さんの利用も促していきたい」と話す。

また茅野駅と仙流荘を結ぶバスで、4年目を迎える「南アルプスジオライナー」もパノラマライナーと同期間で運行させる。

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