御柱街道・下社山出し編 1:棚木場 ~ 斧立社

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棚木場から先は狭い山道での曳行となる県道八島高原線

棚木場から先は狭い山道での曳行となる県道八島高原線

諏訪大社御柱祭下社山出しは4月8~10日の3日間にわたり、下諏訪町大平の棚木場から、国道142号沿いにある同町東町上の注連掛を目指して、約4・7キロ曳き出される。狭い山道や難所、山出し最大の見せ場となる木落し坂など、曳行路を紹介する。

下諏訪町大平の棚木場は、下社山出しのスタート地点で、近くに東俣川が流れる山あいにある。出番を待つ8本の柱が、曳行開始順に春宮四、春宮三、秋宮二、秋宮四、春宮一、春宮二、秋宮三、秋宮一と並べられている。

御柱は、東俣国有林の伐採現場から重機やトラックで仮搬出され、棚木場から県道八島高原線へと曳き出される。整備されて広くなった棚木場周辺を過ぎると、すぐに狭い山道やカーブが続くため、古老は「一気に曳きすぎないようにしなければ」と注意を促す。

進行方向に対して、右は山腹と樹木、左は曳行路に沿って流れる東俣川の谷が続く。途中で鼓舞澤橋を渡って行く。諏訪大社の末社で、伐採の道具を清めたり化粧直しの神事を営む「斧立社」付近までは約1・8キロ。斧立社を越えると、1944年の大祭で亡くなった下諏訪町長を悼む「高木十吉殉職供養塔」の前を通り、萩倉地区へ入っていく。

かつて御柱街道だった「御柱古道」は、曳行路と並行して山あいを走っており、棚木場下から東俣浄水場近くまでの約1・7キロ。昨年、路面にウッドチップを敷くなどの補修整備が行われ、曳き子であふれる曳行路を避ける迂回路として使われる。

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