諏訪日赤 放射線治療室増設へ

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諏訪赤十字病院(諏訪市)はがん患者が利用する放射線治療装置の更新事業で、放射線治療室を増設した上で新たな装置に入れ替える方針を決めた。2018年4月に増設工事を始め、19年9月ごろ装置を稼働させる。これまで装置の更新は決まっていたが、治療室を増設するかは病院側で協議していた。これにより治療の空白期間が生じずに対応できる。23日の経営審議会で説明した。

同装置は諏訪圏域に1台のみ。病院によると、治療室を増設せずに装置のみを入れ替える場合は8カ月間程度、既存装置を止める必要があるため、上伊那や松本などの医療機関に患者の受け入れを依頼しなくてはならない。同病院が県から地域がん診療連携拠点病院に指定されていることなどを踏まえ、病院内で切れ目なく対応するため既存装置を稼働させながら新規装置を設置することを決めた。

16年度は諏訪地域や上伊那などの416人(実人数)が放射線治療装置を利用した。1日当たりでは30人以上という。病院側は事業費について治療装置の導入に6億円、治療室の増設に3億4000万円程度かかると説明。「資金調達では苦慮も予測される」とし、国や県、圏域市町村からの財政支援が必要との認識を示した。

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