役立つIoT向け無線通信提案 伊那市で大会

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チームで検討してきたアイデアやサービスを発表する参加者

IoT(モノのインターネット)で地域課題の解決に貢献する伊那市有線放送農業協同組合の長距離無線事業で、参加者を募り、活用のアイデアを競い合う初の大会が24、25の両日、市内で開かれた。県内外の開発者やデザイナー、地元の農業者ら43人が参加。8チームに分かれ「農業」「ヘルスケア」の分野での活用方法について考え、「役立つこと間違いなし」のサービスをそれぞれが提案した。

少ない電力で使えるIoT向け無線通信規格「LoRaWAN(ローラワン)」を利用し、地域内での活用法や通信性能を検証した上で実用化の道を探る事業。大会は伊那市とJA上伊那が共催、伊那商工会議所が後援した。8月に2回目を、10月に3回目を開き、成果を今後の実証実験などに反映させる計画だ。

25日は8チームによるプレゼンがあり、男女混合のあるチームは「田んぼボタン」を提案。住民が散歩がてらに水田の水温などを測り、無線通信技術で所有者に伝えて見回りの労力を軽減するのが狙いで「お知らせする側にも特典を付ければ双方にメリットが生まれる」と強調した。

同組合の白鳥薫組合長らが審査し、シカ捕獲用くくりわなの見回り負担軽減に向けたサービスなどを提案したチームに最優秀賞を贈った。審査員の1人は「夢があって、楽しい提案ばかりだった」と評価していた。

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