高校生らアテンダントに 飯田線リレー号で

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本番に向けて観光客との会話を模擬練習する観光アテンダント

県上伊那地域振興局は、大型観光企画「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせてJRが辰野―駒ケ根駅間で運行する特別列車「飯田線リレー号」内に、乗客と触れ合い、もてなす「観光アテンダント」の配置を計画している。メンバーは、高校生を中心とする地元住民ら。交流を通じ地域の魅力や郷土愛を伝えることで、観光客らに伊那谷ファンになってもらい通年誘客につなげたい考えだ。

往路でのもてなしを想定している。飯田線リレー号の往路便は、信州DC期間の7~9月に月1回運行し、観光アテンダントは多い人で計3回参加する予定。同局商工観光課は、「詳細な観光情報」よりも「乗客との交流」に重点を置き、住民たちの「住んでいて良かった」などの生の声を伝えてもらいたい考え。現時点では高遠高校生や上伊那農業高校生、大人ら約30人が参加を希望している。

信州DC開幕日の7月1日に運行する同列車には、首都圏からのツアー客や一般客ら100人近くが乗車する見込み。住民らは本番を前に研修を重ねていて、26日の県伊那合同庁舎での研修でも、列車内での乗客との会話を想定し繰り返し練習。相手に目線を合わせ、ゆっくり話すことを心掛けるなどしながら、会話に花を咲かせていた。

上伊那農業高2年の小野沢りんさん(16)は「上伊那は景色がすてき。大人に比べ知識が限られているので、とにかく地元への思いを伝え、相手に楽しんでもらえるようにしたい。私にとっても視野を広げる良い経験になる」と意気込む。同課は「年配の観光客からすれば、若い人との交流はほっとする時間になると思う」と高校生たちの活躍に期待。「(観光アテンダントは)試行錯誤の段階。評判次第では列車だけでなく、いろいろな場面で活躍してもらえるよう、次につなげたい」としている。

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