15万7700人を魅了 今夏の辰野ほたる祭り

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辰野町の信州辰野ほたる祭り実行委員会は6月30日、今夏の第69回祭り(10~18日)の観光客数を公表した。ゲンジボタルの名所・松尾峡と市街地のイベント会場に訪れた人は、過去5年間で最多となる計約15万7700人(前回比約2万9100人増)で大幅増。ゲンジボタルが例年にない10万匹超の乱舞を見せたほか、期間を通じて天候に恵まれたことも、入り込みを後押しした要因とみている。

観光客数は、メイン行事の町民踊り「たつのピッカリ踊り」が行われた17日の約5万6000人が最も多かった。松尾峡と市街地を結んで歩行者天国を実施した週末は、各日とも2~4万人単位の入り込みが続いた。

期間中のゲンジボタル発生数は10万7573匹。例年比で十分な実績とされた前回から、さらに2・6倍増えた。序盤は夜間気温が低いなどの影響で舞い立たない日が複数あったが、中盤から一気に数を増やし、ピークの14日には2万1537匹を確認した。祭り期間以降も1万匹台の乱舞が5日ほど継続した。

実行委事務局の町産業振興課は、ゲンジボタル発生数の好調について「自然要因は今後分析が必要だが、ボランティアと協力した草やぶの適度な刈り込みをはじめ、生息環境整備の成果があったのでは」と総括。次回に向け「えさとなるカワニナの増殖対策などにより、安定的に蛍発生を促す環境づくりを研究する。JR東日本および辰野駅と協力し、環境保全や駐車場の混雑対策につながる公共交通利用の充実化も図りたい」としている。

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