茅野市子之神の古い土蔵を再生 利用者求む

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改修し再び利用できるようになった土蔵

改修し再び利用できるようになった土蔵

茅野市子之神に生家を持つ小野里喬史さん(71)=東京都品川区=は、昨年から今年にかけて生家に残る古い土蔵を改修、整理し、再び利用できるように建物をよみがえらせた。「命名してくれた曽祖父が建てた蔵。粗末にできない」として、地元で誰か蔵を有効活用できる利用者を探している。

土蔵は、柱に記された年号から1912(大正元)年に建てられたとみられる。木造2階建て延べ床面積約136平方メートル。御柱街道に面している。老朽化により土壁が一部崩れ鉄平石を載せた屋根が部分的に破損していたが、今回の改修でしっくいの壁を全面的に塗り直し、屋根を瓦ぶきにするなどした。

「鉄平石の屋根は残したかった」と残念がるが、職人が少なくなり今後の建物の補修や維持が難しくなることから、少しでも長く使えるようにと屋根のふき替えを決断したという。

従来は穀物などを保存していた建物で、内部の温度や湿度の変動は少ないとみられる。現在土蔵は空の状態。はりに使われている材木も立派で、御柱街道沿いの土の扉には梅とウグイスのこて絵が施されている。

小野里さんは「この先、50年、100年と長持ちできるようにと思って改修した。倉庫や書庫などに使えるのでは」と話している。

建物の問い合わせは、同市の蓼科グリーンビュー開発(電話0266・72・1182)、同市のカネトモ(同0266・72・2575)へ。

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