伊那谷ガレット広めたい 旅づくり塾で検討

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ガレットの取り組みについて意見を交わした参加者

観光、飲食、行政などの関係者が上伊那地方への誘客を考える上伊那観光連盟の「旅づくり塾」は3日、今年度の初会合を開き、昨年新たなご当地グルメとして仕掛けた「ガレット」の取り組みを検証した。ソースかつ丼に代表される”ソウルフード”と比べて認知度は低いとし、「まず地元の人たちに食べておいしいと感じてもらうことが大切」との意見が出された。同塾は8月まで3回開き、ガレットを使った観光、地域振興を検討する。

ガレットは薄く延ばして焼いたそば粉の生地に具材を包んだ料理。昨年度の旅づくり塾の検討をきっかけに、上伊那地方の飲食店などが集まって「信州伊那谷ガレット協議会」が発足した。

レシピは各店のオリジナルだが、そば粉と食材一つは上伊那産を用いるようにルール化した。5月現在で22店が提供。昨年10月から今年5月までの販売総合計(イベントを含む)は1万9286食で、売り上げは1636万円に達した。

協議会代表の渡邊竜朗代表は「この取り組みによって、洋食だけでなく、カフェ、居酒屋、宿泊施設など、いろいろなジャンルの店が関わるようになった。伊那谷は他地域と差別化が図れるものがあり、ガレットを組み合わせてPRしていければ」と説明した。

提供する店舗からは「観光客にとって、上伊那はソースかつ丼のイメージが強い」「ガレットだけで人を呼ぶのは難しい」などの意見があがった。

一方、「反響も大きく、ガレット目当ての来店者もいる」といった声も。観光協会などの関係者も「問い合わせも多く、手応えはある」「ソースかつ丼だって昔はこれほどメジャーではなかった。地元の人がまず食べて広めていけたら」と前向きな意見が聞かれた。

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