考えを伝える文章は 諏訪南中でNIE授業

LINEで送る
Pocket

新聞の読者投稿欄を見ながら意見を出し合う生徒=諏訪南中

県新聞活用教育(NIE)推進協議会の研究指定校の諏訪市諏訪南中学校で6日、公開授業があった。同協議会委員や教諭ら約20人が参観。3年3組の国語「言葉を見つめる」の授業で新聞の読者投稿を題材に、自分の考えを伝える文章の書き方を学んだ。

授業のテーマは「意見文を書こう」。読書の必要性を問う投書に対して、読書を肯定、中立、否定する3人の投稿が教材。中村知浩教諭の「優れた意見文とはどのような文か」という問いに、生徒は「意見の理由があること」や「相手の意見も尊重していること」を上げ、それぞれの投稿文を比較した。

各自考えをまとめて、4人グループに分かれて討論した。「例え話を用いており読みやすい」「最初にはっきり自分の意見を書いている」「相手の意見も尊重しており、読み手の気分が悪くならない」と、それぞれの投書について意見を交換した。

上原叶大さん(14)は「意見を言えば、また意見が出る連鎖が面白いと思った。普段はスポーツ欄や天気予報しか読まないが、文章力をつけるために新聞を活用したい」と話していた。中村教諭は「読者投稿で生徒の書く力を養成させたい。高校入試で論説文が出題されるので、読解力と併せて身に付けてほしい」と期待を寄せた。

県内の指定校は、同校のほか伊那市の西春近南小学校や伊那弥生ケ丘高校など計13校。児童や生徒の活字離れを防止し、社会的関心を持たせ学習意欲の向上や多角的な思考力、判断力、表現力を養っている。

おすすめ情報

PAGE TOP