2017年07月08日付

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「伊那市ってどんなまちですか?」。とある講演会の冒頭、講師が受講者一人ひとりに問い掛けた。「自然が豊かなまち」「住みやすいまち」…。こんな答えが多かった。急に問われ、とりあえずそう答えたのかもしれないが、「日本中のどこにでも当てはまりますね」と言われてはっとした▼確かに「自然豊かで住みやすい」は良く聞く。この地域の魅力の一つで、古里をイメージする大事な要素ではあるが、条件に当てはまるまちはいくらでもありそうだ。講師が求めていた答えは、他のまちと区別できるような、もっと特徴的なことだった▼そのまちを知らない人が「行ってみようかな」と思ってくれるようなひとことが言えるだろうか。「なにそれっ」と相手が質問を続けてくるような切り口で答えることができるだろうか。講演会場の後ろで聞いていて、自分自身にも問い掛けてみた▼初めて会った人の心をつかむには、的確な地域理解と最初のひとことが肝心―ということなのだろう。講演は、言葉やキャッチコピーの大切さを取り上げた本題へと進んでいった▼冒頭の質問に、「どんな会社」「どんな店」「どんな人」「どんな商品」などを当てはめてみた。チャンスを逃さないようにするためにも、普段から意識して、すらりと話せるようにしておくといい。移住・定住の促進、販売促進、求人など、いろいろな場面で活用できそうな気がする。

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