踊り60年の歴史 伊那東小で伊那まつり学ぶ

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ちんどん屋に扮した柘植晃さんの演奏に合わせて踊る伊那東小の児童

今年で60年目の節目を迎える伊那市の市民祭り「伊那まつり」の歴史を学ぶ会が10日、同市伊那東小学校で開かれた。「伊那東小学校きずな連」で祭りに参加する3年生約100人は、元市商工観光課長の柘植晃さん(76)=同市福島=を講師に、祭りの原点になったとされる「伊那節」をはじめ、祭りで踊る3種類の踊りについて知識を深めた。

今年の伊那まつりは、前身の「勘太郎まつり」から数えて60回目。歴史学習は今回で6年目で、将来の祭りを担う次世代の育成を目的にして第60回伊那まつり市民おどり委員会が主催。毎年3年生が参加する同校で行われた。

「ちんどん屋」に扮した柘植さんは、伊那節の歴史について「約320年前、伊那谷と木曽谷の交流の中で生まれた民謡」と分かりやすく説明した。歌詞だけが異なる「木曽節」も紹介しつつ「みんなで歌をつなぎ、踊ったのが民謡の始まり」とし、「おじいちゃん、おばあちゃんは私たちの知らない歌詞で歌ってくれる方も多い。家に帰ったら聞いてみて」と呼び掛けた。「勘太郎月夜唄」や「ダンシング・オン・ザ・ロード」の誕生についても語った。

最後に、ちんどん屋の演奏に合わせ、児童が「ダンシング・オン・ザ・ロード」を披露。5月から本格的に練習に取り組んできた成果を見せ、「きずな」「東」と掛け声を上げて元気いっぱいに踊った。

柘植さんは「みんなが大きい声を出すと周りも元気がもらえる。元気な掛け声を出してほしい」と本番に向けてエールを送った。

女子児童は「こんなに長い間続けてきたと初めて知ってびっくり。ちんどん屋の音がきれいで、踊っていて楽しかった」と話した。

12日には、伊那北小学校で歴史学習を行う。

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