飛行自動化へ 産学連携でエンジン型ドローン

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エンジン型ドローンの飛行テストを行う関係者

東京電機大学(東京都足立区)と岡谷市南宮のインダストリーネットワーク(大橋俊夫社長)などは9、10の両日、産学連携で研究開発を進めているエンジン型ドローンの飛行テストを下諏訪町の赤砂崎公園で行った。安定的に飛行するためのプログラムの調整など実施。「手動での飛行技術はほぼ確立できた」(大橋社長)という。

飛行テストは、埼玉県の産学連携研究開発プロジェクト補助金を受けて進めている研究の一環。現在は人の手で行っている森林の毎木調査(木1本ごとの太さや高さ、位置など)を、ロボット技術(エンジン型ドローン)とIT技術(レーザースキャナー)で代替を目指す。森林経営や森林環境保全計画などに役立てる森林三次元調査システムを開発することが狙いで、電動ドローンに比べて長時間の飛行が可能なエンジン型ドローンの開発を、インダストリーネットワークが担っている。

開発中のエンジン型ドローンは六つのプロペラを開いた状態での直径が1・3メートル。エンジンは29ccで、混合ガソリン1リットルで約60分程度の飛行が可能という。電動型に比べて長時間飛行が可能になる半面、モーター制御に比べて飛行制御が難しくなることが特徴。飛行テストではプログラムを修正しながらホバリングの安定性などを確認した。

大橋社長は、「手動での飛行制御はほぼできたので、自動化に向けて制御プログラムを構築し、製品化を加速していく」と話していた。

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