南ア北部遭対協顧問の西村さん 警察協力章

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警察協力章を受章した西村さん

南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会顧問で救助隊名誉隊長の西村和美さん(72)=伊那市長谷溝口=が、多年にわたって警察活動に協力した功労者を警察庁長官が表彰する警察協力章を受け、13日に県警本部で伝達式があった。西村さんは「(隊員を始めた当時は)ヘリがなく、この肩で遭難者を3000メートルの山から下ろしていた。気がついたら53年たっていた。無事故でやってこられたことが一番うれしい」と喜んでいる。

西村さんは1964年に救助隊員に委嘱され、93年から救助隊長。53年間で出動回数は200回、救助した遭難者は70人をそれぞれ超える。昨年、協会の顧問と救助隊名誉隊長に就任し、隊員の育成と組織の発展に貢献していることが評価された。

西村さんは長年の活動のなかでは辞めたいと思うこともあったが、「誰かがやらなければ」という使命感を持って任務に当たり、「良い仲間がいたから続けてこられた」と周囲の支えにも感謝した。

後輩の隊員たちにも「お互いの技術をよく知って、教わり教えながら、意思疎通を図ってチームワークをつくることに尽きる」と仲間を大切にするよう指導しているという。

今年度の警察協力章は全国では41人、県内では西村さん1人が受章した。

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