伊那市駅―4観光拠点 周遊バス運行へ

LINEで送る
Pocket

ポスターを手にして周遊バスの利用を呼び掛ける職員

県上伊那地域振興局は8月1日から、JR伊那市駅と伊那西部・中部広域農道沿いにある4カ所の観光拠点を結ぶ周遊バスを初めて走らせる。27日まで1日2便運行。宿泊客の増加や滞在時間の延長に結び付け、上伊那の課題である観光を活性化したい考えだ。地元住民の利用も歓迎し「地域の良さを再発見してください」と呼び掛けている。

同駅を出発し、▽大芝高原(南箕輪村)▽はびろ農業公園みはらしファーム(伊那市)▽かんてんぱぱガーデン(同)▽駒ケ根高原(駒ケ根市)―へ順に停車。駅まで折り返す往復約65キロのルートで、宿泊施設の数が多い駒ケ根高原と同駅を軸に設定した。

振興局は、4カ所の観光拠点について「上伊那の自然や歴史文化、食を満喫でき、スポーツ、収穫とさまざまな体験ができる」とし、「見晴らし抜群の広域農道から、二つのアルプスの眺望を楽しんで」とする。

振興局長の裁量で執行できる「地域振興推進費」のうち231万円を活用。伊那バス(伊那市)に委託し「伊那谷風土記街道周遊バス」(定員64人)と名付けて走らせる。中京圏や首都圏の県事務所、地域内の施設にチラシを置いて周知する。

今年度は実証運行の位置付けで行い、来季については利用状況や乗客の声を踏まえて判断していく考えだ。

振興局によると、県調査に基づく2015年度の上伊那の観光客数は延べ約456万人。県全体の4・9%と10広域圏別で下位にとどまり、日帰り客の割合が8割以上と高い。「10年後のリニア開業に向けて、いまから上伊那の魅力を多くの人に知らせていきたい」と話している。

1回の乗車につき大人は200円、小中学生は100円支払う(小学生未満無料)。問い合わせは振興局企画振興課(電話0265・76・6801)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP