2017年07月16日付

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17日は「海の日」。諏訪湖ではヨットに試乗できる「ヨットジャンボリー」や夜の打ち上げ花火など夏にちなんだイベントが計画されている。夏真っただ中だが、気になるのは猛暑だ。熱中症には厳重な警戒が必要▼北海道では過酷な暑さが続く。総務省消防庁の統計だと、7月9日までの1週間の熱中症搬送人数は240人で前年同期の10倍。地元の人から「北海道じゃない」との声が漏れるほど。ちなみに同期間の長野県内の搬送は56人だった▼九州北部豪雨の被災地では避難生活の長期化で体調不良を訴える人が出ているという。真夏の避難生活による体調面を考慮し、大型扇風機を増設したり、医師の巡回を強化したり。避難所ではトイレの回数を抑えるため水分を控える人もおり、自治体が注意を呼び掛けている▼熱中症は屋外で発生するだけではない。屋内でも注意が必要で、小まめな水分補給が欠かせない。節電のため冷房の使用を控えることは熱中症対策としては禁物。室温がエアコンの設定通りになるとは限らないそうで、専門家は温度計を設置して確認することを勧めている▼世界規模で気候が変化していることを感じさせる災害を目にする機会が増えた。暑さも豪雨もこれまでの経験が当てはまらない状況が生まれている。ただこれも長年積み上げた人間の生活の産物。国内外で取り組みが必要な喫緊の課題であることは間違いない。

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