「ほーい、ほーい」鹿頭行列 箕輪南宮神社

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華やかな鹿頭の冠衣装で保護者とともに境内を練り歩く稚児たち

箕輪町木下の箕輪南宮神社例大祭本祭りは16日、同神社境内などで開いた。祭りのメインで町無形文化財の「鹿頭行列」が奉納され、鹿頭の冠衣装をまとった稚児22人が境内や周辺を練り歩き、五穀豊穣を祈願した。

鹿頭行列は、地域が大干ばつに見舞われた永禄元(1558)年に実施した雨乞いの神事が起源とされる。現在は箕輪町福与・富田、伊那市福島、同市西箕輪大泉新田・大萱、南箕輪村大泉の「大、福、富」が地名に付く6地区が当番制で行っている。

今年は年番の大泉、大泉新田の年長園児と小学1年生が稚児として鹿頭をかぶり、大萱、富田を含む神社総代や保護者らと約70人の行列をつくった。カネカプレーティング箕輪工場から約800メートルを行進後、神社に着くと「ほーい、ほーい」の掛け声や太鼓、ほら貝の音に足並みをそろえて拝殿前を3周した。

同神社総代会の渡辺洋二会長(70)=箕輪町木下=は「当番地区の皆さんも熱心に準備してくれて、にぎやかな行列になった。豊作を願う良き伝統を絶やさないよう、長く続けていければ」と話していた。

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