災害時用マンホールトイレの導入検討 諏訪市

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諏訪市は、災害時の対策として「マンホールトイレ」のシステム導入を検討している。大規模地震時などに開設される避難所ではトイレが使えなかったり、不足したりする可能性があるため、市は仮設トイレとして活用が可能か研究する。市内広域避難所への導入を想定しており、市は今年度、システムの実施設計を行い、年度末には具体的な場所や設置時期を固める見通しだ。

システムでは簡易なトイレ設備をテントで設け、下部に排せつ物をためる部分を設置することなどを検討する。排水管を下水道の本管に接続させて処理する。敷地内に設置する貯水タンクから水を流すことを想定している。下水管は耐震化されている必要があることも踏まえて設置箇所を決める。

東日本大震災や熊本地震など大規模地震が発生した被災地では避難所のトイレが使えなくなり、住民が困るケースが出ている。国は下水道総合地震対策事業としてマンホールトイレシステム導入に関する交付金メニューを設けており、市も活用することを視野に入れている。

近隣では岡谷市が市内4中学校や市役所など7カ所にマンホールトイレのシステムを設置しており、事例を参考にする方針。諏訪市水道局施設課は「どこにどんなものが設置できるか考え、万一に備えたい」としている。

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