霧にめげずに登頂 上伊那地方で学校登山

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中央アルプス駒ケ岳を目指す春富中学校の2年生。中岳を越え山頂はもう目前

上伊那地方の中学生が中央アルプスの主峰・駒ケ岳(2956メートル)を目指す学校登山が18日、伊那市の春富中学校を皮切りに始まった。2年生約150人が千畳敷から入山。駒ケ岳周辺は霧に覆われたものの、生徒たちは天候にもめげずに登頂し、喜びの声を上げた。

一行は午前10時30分ごろ、駒ケ岳ロープウェイ千畳敷駅を出発した。千畳敷の残雪は例年より多い状況が続いていたが「7月に入り気温が上がり雨も降ってどんと解けた」(ホテル千畳敷)。山岳関係者がルート上の残雪を取り除く「雪切り」も行ったといい、影響はなかった。

カール内の遊歩道を抜けて八丁坂の登山道へ。急な登り坂が続く山道を声を掛け合って登った。山荘での昼食後、午後2時過ぎに登頂。わずかに陽光が差し込むと生徒たちは「おー」「すごい」と歓声を上げた。小田切涼介さん(14)は高山帯の環境を前に「別世界に来たようだ。地域の宝物だと思う」と話した。

2日目は早朝にご来光を見た後、伊那市の桂小場登山口に向かう。1913年に11人が犠牲になった中箕輪尋常高等小学校集団遭難の歴史を伝える記念碑にも立ち寄る。

中アの学校登山を取りまとめている宮田中(宮田村)によると、上伊那では12校が駒ケ岳を目指す。19日は駒ケ根市赤穂中と東中が入山する。

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