諏実の粋な「かんざし」 高校生開発の商品

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開発した商品をPRする諏訪実業高校のメンバー

次世代の地域経済や流通業界の人材育成を目指し、県内で商業を学ぶ高校生が参加している第5期マーケティング塾は17日、松本市の松本大学で「商品完成発表会」を開いた。8月18~20日に同市の井上百貨店で開く「デパートゆにっと合同販売会」に向け、高校生たちが開発に取り組んできた商品を披露した。

諏訪地区から参加している諏訪実業高校は、諏訪のものづくり技術と文化を融合した「かんざし」を開発した。商品名は「すわかおり」。大切な人との出会いを演出するという思いを込めて命名した。アルミ製で、岡谷のシルクを使ったつまみ細工の華には桔梗とニッコウキスゲを用意した。限定3本販売で、価格は1本4000円(税込み)。

食品関係では、和風チーズケーキなどのスイーツ類をはじめパン、県産食材を使った弁当など合わせて8商品を披露した。

4月から開発に取り組んだと話す3年生の姉崎貴人さんは、「見た目もきれいに仕上がり、出来栄えも上々。手掛けた商品に自信もあります。全員が集中して取り組んだ成果」と声を弾ませた。

会場には高校生たちが開発した食品を中心に約130商品が並んだ。諏訪実高の生徒たちは他校の商品を試食して感想を出し合ったり、自分たちが手掛けた商品を説明したりとPRに努めていた。

松本大学総合経営学部の白戸洋教授は「自分たちの地域の資源を的確にとらえ、期を重ねるごとに商品が洗練されてきた」と評価。あとは作り出した商品価値の魅力をどう伝えるかが課題とし、「本番まであと1カ月。頑張って仕上げてほしい」とエールを送った。

マーケティング塾は、県内の公私立商業高校の教員で組織する県商業教育研究会が主催し、松本大学が協力している。5期目の今年度は県内11高校が参加。これまでに6回開いた同塾で、商品開発やマーケティングの実践学習を積み上げてきた。

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