大祭へ熱気あふれる 上社山出し本宮一木作り

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諏訪市豊田・四賀地区の木作り作業。斧係が協力してメド穴を開けた

諏訪市豊田・四賀地区の木作り作業。斧係が協力してメド穴を開けた

諏訪大社御柱祭の開幕となる上社山出しを3日後に控えた30日、茅野市、原村境の綱置場で、本宮一を担当する諏訪市豊田・四賀など4地区が木作りをした。曳行(えいこう)の出発地点に並ぶ8本の御柱を見ようと訪れた地元住民や観光客らが見守る中、氏子らは熱心に作業し、一帯は大祭に向けた熱気に満ちていた。

目通り周囲3.35メートルと上社側で最も太い本宮一の木作りには、豊田、四賀両地区の氏子ら約600人が参加。神事をして安全を祈願した後、20人の斧(よき)係を中心に作業に取り掛かった。

斧取り衆は斧やチェーンソーを使い、御柱の前後に取り付けるメドデコの穴を慎重に開けた。景気付けの木やりが飛び出すと、氏子たちは「よー」と声を合わせた。最後に、紅白の幕で化粧を施したメドデコを協力して差し込んだ。

斧係は事前に木作りの練習をし、本番に備えてきた。指揮を執った斧長の田中則彰さん(57)は「手順や段取りをしっかり確認しておいたので、スムーズに出来た。若手も頑張ってくれた」と話し、「祭り本番では時間通り曳行できるようしっかりやりたい」と気を引き締めた。

曳行長の宮下信市さん(66)は「木作りが終わるといよいよ本番という気持ちになる。準備を万全にして本番に臨みたい」と話していた。

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