小中一貫考える機会に 学校教育懇談会始まる

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諏訪市教育委員会の学校教育について考える懇談会

諏訪市教育委員会は23日、学校教育について考える懇談会を市文化センターで始めた。少子化時代の「新しい形の学校」を目指し、市教委が学校関係者や保護者らで構成する委員会を設けて基本構想を検討している小中一貫教育について地域住民に理解を深めてもらう狙い。住民ら約40人が参加した。

市教委は小中学校のあり方検討委員会から昨年2月、現在11校の市立小中学校を将来的には3学校群のまとまりで小中一貫校(義務教育学校)を目指す内容の提言を受け、同11月から「未来創造ゆめスクールプラン基本構想検討委員会」に学校再編の方向性を検討してもらっている。秋の報告に向け検討中だが、住民の意見を参考にしようと懇談会を計画した。

小島雅則教育長が委員会での検討経過を報告した。学力向上や心身の成長、異年齢交流の深まりや地域連携といった視点で議論していると説明。現時点では小中学校の校舎を分離しない「施設一体型」の小中一貫教育を目指したい│とも語った。

参加者からは、財政面の厳しさから学校統合の動きになっていないかとの質問が出た。教育長は「関係ないとは言えないが、(理由の)先頭ではない。(教育の)中身が重要」とした。会合に小中学生の保護者の参加が少なかったことから、もっと巻き込む工夫が必要との声もあった。

市内で最も児童数が少ない城北小の山崎義夫同窓会長は教員の指導しやすさを長所に挙げる一方、運動会など大人数がいいと感じることもあると指摘。「教育環境が充実するなら(小中一貫に)賛成」とし、スケジュールを示して議論を進めてほしいと要望した。

同日は施設一体型小中一貫校の信濃小中学校(上水内郡信濃町)初代校長を務めた峯村均さんの講演もあり、「なぜ小中一貫校をつくるのか住民で議論し、合意をつくってほしい」と述べた。

懇談会は24日に諏訪南中、26日に市文化センター、27日に豊田小でいずれも午後7時から開く。

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