茅野市日中友好協会が解散へ

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茅野市日中友好協会(村上多袈雄会長)は27日、市役所で総会を開き、解散することを決めた。1988年の協会発足から30年が経過し、不安定な日中関係や会員の高齢化、担い手の不足などから「協会の機能を維持するのは困難」と判断した。

同協会は民間主導で設立し、茅野市が事務局を担った。90年から隔年で計11回(延べ197人)の訪中団を派遣し、中国から34人のホームステイを受け入れた。雑技団の茅野公演、中国着物展、中国語講座も行い、友好と相互理解を深める事業を展開した。

しかし、歴史認識や尖閣諸島をめぐる不安定な両国関係から思うような活動ができなくなり、ピークの2006年に156人いた会員も50人前後に減少。高齢化も進んだ。14年に休会して今後の方向を役員会で検討したが、社会情勢や会員の高齢化などを考慮して解散を判断した。

総会には約20人が出席。解散を決議し、30年の活動を記した冊子「友好の記録」を配った。村上会長は「隣国である中国との関係は重要で友好をもってお互いを理解しなければならない。戦略的互恵関係の中、1日も早く諸問題を解決し、両国がさらに発展するよう、今後は一市民として努力したい」とした。

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