独自手法の立体切り絵 茅野の濱さんが作品集

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立体切り絵の作品集を出版し、諏訪市のミラノ・サローネで記念作品展を開いている濱さん

立体切り絵の作品集を出版し、諏訪市のミラノ・サローネで記念作品展を開いている濱さん

独自の手法で立体的な切り絵を創作する濱直史さん(34)=茅野市米沢=は初の作品集『濱直史の立体切り絵』を出版した。記念の作品展を諏訪市中洲のイタリアンレストラン「ミラノ・サローネ」内で開いている。繊細な切り絵と折り紙の伝統美が融合した収録作品23点と近作が並ぶ。5月15日まで。会期中、トークショーも行う。

濱さんは2011年に独学で切り絵を始め、半年後には「この世にはないものを」と、切り絵した和紙を折り立体にした。さらに13年には、自然の丸みを表現しようと、独自の工法で「曲面立体切り絵」を考案した。個展やグループ展で作品を発表するほか、この春インドネシアにオープンするホテルのオブジェも手掛けるなど、「切り絵アーティスト」として国内外で注目を集めている。

作品集には亀や鶴など「伝承折り紙」に自然や花々の模様を切り込んだ18点と、ペーパークラフトのように作るバラやスズランなど花5点を掲載。さらに全作品の作り方と、図案と折り線入り用紙が付き、カッターとマットを用いて自作できる。作品集は、B5変形、96ページで1620円。河出書房新社刊。同会場や書店で販売している。

諏訪地域で4回目となる個展では、花びらにクモの巣の模様を刻んだスズラン、曲面立体のイチゴなど10作品に、妻の理恵さん(35)が詠んだ詩と、実物をクローズアップした写真も展示。作品からイメージする物語を伝えている。「見るだけでなく実際に楽しんで作り、立体折り紙を身近に感じてほしい」と話している。

トークショーは4月18日。時間は午後3時と同5時の2部制。内容は、制作やテレビ番組出演、インドネシアでの話など。定員各10人で、参加費は1人500円(ケーキ・ソフトドリンク付)。問い合わせは諏訪ふれあい広場(電話0266・54・3000)へ。

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