交機諏訪分駐隊が研修 富士見高原病院

LINEで送る
Pocket

救護技術を学ぶ隊員

富士見高原病院と県警交通機動隊諏訪分駐隊は30日、交通事故現場での救命率を高めるため、外傷救護研修会を同病院で開いた。隊員6人が現場での手当てや蘇生法、けが人の安全確保などの知識と技術を学んだ。

県警交通機動隊としては県内初の取り組み。日本救急医学会会員の後藤敏同病院副院長によると、事故現場での救護が遅れたための死亡(外傷死)を撲滅する取り組みは国内で2003年に始まり、県内では救急隊員を中心に専門研修の受講が進んでいる。救命率向上には、外傷死が多い交通事故現場で活動する警察官の技術習得が重要という。

研修は、諏訪広域消防本部の救急隊員と後藤副院長が講師を務め、負傷者の意識の確認や心肺マッサージ、止血、ヘルメットの外し方などを座学と実技で指導。事故現場を再現して、車の中から救出し、救護処置を施す一連の動作も体験した。

同分駐隊の藤本直樹隊長(45)は、「事故現場での救護は基本だが、活動によって容体を悪化させてしまう不安もあった。実践的な訓練で救急隊との連携がこれまでより円滑にできる」と研修成果を話し、後藤副院長は、「事故処理だけでなく、救急の視点で現場の状況をつかむ目と、実践力を養ってもらえたら」と期待を込めていた。

おすすめ情報

PAGE TOP