富士見町長に名取氏 28年ぶり無投票初当選

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任期満了に伴う富士見町長選は1日告示され、新人で前副町長の名取重治氏(66)=無所属、木之間=以外に立候補の届け出がなく、無投票で当選が決まった。同町長選が無投票になったのは1989年以来、28年ぶり。名取氏は「無投票の中にも民意がある。非常に強い期待を感じた。その期待を背負い、誠心誠意町政を担う」と抱負を語った。

名取氏は、今年3月末に副町長を辞職し、7月に立候補を正式表明した。「町民、町職員の技術や知恵を生かし、現有の町の資源、特性を総合的にバランスよく高める町政をしたい」と、民意を積み上げて政策を打ち出すボトムアップの手法を示して現町政との違いをアピール。▽産業の振興▽医療・健康・福祉の充実▽子育て、教育支援の充実-の3点を主要施策に掲げた。

後援会は学生時代からの友人や同僚を中心に組織し、長年の地域活動で得た広い人脈を生かしながらミニ集会などで町民と対話を深め、全町に支援を拡大した。一方、地元区や商工農、観光の町内主要団体や町職員労組など官民各方面から推薦を受け、支持基盤を固めて選挙戦に臨んだ。

町長選をめぐっては、名取氏が立候補の意向を表明した6月以降、対立候補を擁立する動きはなく、終始盛り上がりに欠いた。町民の間では、名取氏の、民間と行政両方の経験と実績、温厚な人柄などが信任を得た-との見方が多かった。

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