「あった!」温暖化講座でセミの抜け殻採集

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セミの抜け殻を種類ごとに分類する子どもたち=2日、鳩吹公園(伊那市)

県環境保全研究所(長野市)は2日、セミの抜け殻を採集し、数や種類から温暖化の影響を考える環境講座「セミのぬけがらを探せ」を伊那市の鳩吹公園で開いた。地元の小学生親子らが園内をじっくりと見て回り、3種・167匹の抜け殻を集めた。

研究員や市職員、自然観察指導員を含めて15人ほどが参加した。子どもたちは、木の葉っぱに付いたり、根元に落ちた抜け殻を見つけると「あった、あったー」。葉に付いた抜け殻は抱きかかえてもらいながらつかみ、採集を終えると種類ごとに分類した。

県内6会場で毎年同時期に行う講座で、伊那では5年目となる。167匹の内訳はヒグラシ97、アブラゼミ66、エゾゼミ4で、昨年確認されたミンミンゼミは見つからなかった。総数は昨年の倍となったが、一昨年(242匹)に比べると少なかった。

同研究所によると、西日本を中心に生息するクマゼミの生息域が、温暖化の影響もあってか北上していると言われており、信州でも「鳴き声を聞いた」との報告が複数寄せられているという。

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