名取重治氏が抱負 富士見町長初当選

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富士見町政への意欲を語る名取重治氏

任期満了に伴う富士見町長選で初当選した名取重治氏(66)は一夜明けた2日、同町富里の後援会事務所で記者会見し、「役場各課を横断し、課題解決だけでなく、民意を吸い上げて新たなアイデアを打ち出すチームを作りたい」などと町政への意欲を語った。

1日間だけの遊説となったが、「各地でとても大勢の人が沿道に出てきてくれてありがたかった」と、日焼けした顔をほころばせた。

無投票でかじ取りを負託した町民の期待、要望は多様。民意の吸い上げについて、「地域の住民であり、現場に最も近い町職員の声からまず集める。役場の仕事は縦割りで自分の職務にこもりがちだが、職域を超えて力を合わせる組織にしたい」とし、「課題を探し、住民の声を集めるチームを立ち上げる」と述べた。

公約に掲げた産業の振興は、「町民の経済力を高める」ことが目標。「人材の確保と、育成の支援が最も大切」とする。農業は、町の『基盤』産業と位置づけ、「自家栽培でも張り合いをもてる環境を作りたい。有害鳥獣や遊休地対策 、里山整備など農業の保全が、自然保護や観光振興など 多方面の底上げにつながる」と 構想を膨らませた。

昨年来、予算が確保できず事業が止まっている携帯端末向けの観光アプリケーションの開発については、「小林現町長からの引き継ぎを見定めるが、町の予算投入はまずありえない」とした。

就任直後から、町議会9月定例会、新年度予算編成と大仕事が続く。「明るく元気に、私を含めて職員、町民の総合力で勝負する。政策面では現行と大きく変わらなくても、庁舎内、地域の空気はかなり変わるはず」と自信をのぞかせた。29日に初登庁する。

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