諏訪湖へ続く柳並線 20年度供用開始目指す

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上諏訪駅から諏訪湖へ柳並線

諏訪市は3日、市がJR上諏訪駅西口で管理する道路「柳並線」を諏訪湖畔の市道湖岸線まで延長する方針について市議会全員協議会で説明した。通行する市民や観光客らの利便性向上が狙いで、今年度に測量や設計を行う。2019年度までに地権者との移転補償の協議を詰め、20年度着工、同年度末の供用開始を目指す。

市は、湖畔にある諏訪湖ホテルの敷地を所有する片倉興産(東京)から3月に「ホテルの改修計画があり、市が柳並線の延伸を希望するなら協力したい、との話があった」と説明。駅周辺と湖畔の交通アクセスの向上につながると判断し、提案を受け入れたという。

整備区間は延長約140メートル、幅員は現在の柳並線と同じ20メートル。このうち車道幅員は片側1車線の9メートル、歩道は両側で6メートル。柳並線からやや左に曲がって湖岸線に交差する計画だ。植栽部分も設ける。市によると、地権者は片倉興産と2個人で、買い取る用地は約4000平方メートルの予定。市議会9月定例会に測量と設計に関わる補正予算案を提出する方針だ。

道路整備事業費は約2億円を見込む。国交付金を一部見込んでおり、各年度の交付金が減額されると完成時期が遅れる可能性があるとした。

金子ゆかり市長は駅舎の橋上化の研究、東口の民間開発などを見据え、駅周辺のまちづくりへ意義のある事業になると強調。「駅から諏訪湖方面へのアクセス向上は課題。駅や国道20号と湖畔を結ぶシンボルロードとなることを期待したい」と述べた。

議員からは「地元住民の理解をどう進めるか」などの意見が出た。市は8月中に地元の湖柳町の住民に説明したいとした。

柳並線は並木通りに接する大手1丁目からファミリーマート上諏訪駅西店近くの湖岸通り4までの延長434メートルの都市計画道路。延長区間は都市計画道路ではなく、一般の市道として整備する方針。

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