2017年08月09日付

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夏休み中の小学生に付き合って今夏、地区のラジオ体操に参加した。小学校時代以来だから何十年ぶりだろうか。「新しい朝が来た、希望の朝だ…」。懐かしいメロディーに合わせて連日の早朝、体を動かした▼ラジオ体操第一は始まりから終わりまでわずか3分余。13種の運動が盛り込まれている。激しい動きではないので、何の苦もないと思っていたけれど、お手本通りに動けば、運動不足の身にはそれなりにきつい。終わるとうっすら汗をかいていたりする▼続ける励みになったのは、日に日に体の動きが深く、滑らかになっていくことだった。手や足だけといった部分的な動きに、下半身もついてきて、全身運動に発展した。地区の会場が里山の裾にあって、毎朝野鳥の声に癒やされたのもうれしかった▼歴史をたどれば、今から90年近く前の1928(昭和3)年、当時の逓信省簡易保険局が国民の健康増進を目的に始めたのがスタートだそうだ。誰でもどこでもその気さえあればできる。運動の基本的動きが組み込まれている。手軽さやその効果が、長く続けられてきた理由なのだろう▼夏休みを使った子どもの活動の印象が強いが、年間を通じて楽しんでいる大人も多いという。わが地区はきのうが最終日で、最後は残念ながら雨で中止。大勢で集まっての体操はひと区切りだが、自宅で自分一人というのもありかな、とちょっと考えている。

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