2017年08月11日付

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県内の食育の現状や課題について議論する県民会議で、委員から「子どもたちに食事の楽しさをもっとアピールする必要がある」「友達と楽しく食べることの大切を知ってもらいたい」といった趣旨の発言を聞き、現代の家庭や家族の変化が、子どもの食に大きく影響している現実を知った▼テレビをつければ、タレントが料理を口に運んでは「うまい!」と叫んでいるが、そんなグルメ番組を冷めた目で眺める子どもたちは、意外に多いのかもしれない。食事は楽しいもの、と改めて言わなければならない時代だ▼県民会議では、「孤食」「朝食抜き」などの課題と合わせ、「共食の大切さ」が強調された。「家庭や地域で、さまざまな年代の人が、一緒に食卓を囲むことで、食事の大切さや楽しさを子どもたちに伝えることが必要」と指摘された▼家庭に伝えて改善を図ることについては、難しさや限界があることも触れられた。この先、子どもたちの食育には、今以上に地域の人たちの知恵と力が求められることになるだろう。学校行事などで子どもたちと一緒に食事をするときは、ぜひ、楽しさをアピールしてほしい▼「コミュニケーションが食を豊かにする」という意見もあった。子どもたち同士で食を語り合うための好材料として挙げられたのは「カレー」。コミュニケーションの大切さは大人も同じで、その場合、「弁当」が話題の材料になるとか。

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