辰野町旧ウオーターパーク 管理棟改修

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辰野町が進める荒神山公園の旧ウオーターパーク管理棟の再生事業は、9月に施設の改修工事に着手する。ボルダリングなどのアクティビティーを楽しむスペースと、蛍の保護育成活動を行う「ほたるラボ(仮称)」を併設する計画。町内外から若い世代が集い、独自の蛍ブランドと新分野の遊びを一度に体感できる活性化拠点を目指す。9月16、17の両日にアクティビティーの体験イベントを開くなど地域のムードを高めながら、来年5月のオープンに向けて準備を整えていく。

旧ウオーターパークは1991年開所。大型スライダーやプールを呼び物に家族連れなどの人気を集めたが、2000年代にかけての利用者減や設備修繕の財政負担を理由に、2004年に運営を休止した。 後利用が継続課題となる中で、用途に基づく管理棟の改修が国の地方創生拠点整備交付金事業に採択され、16年度から計画を練ってきた。

施設は鉄筋コンクリート2階建て1082平方メートル。アクティビティーは、人工の壁を登るボルダリングが目玉。2020年東京五輪の追加競技・スポーツクライミングの種目として注目度が上がっており、初心者を指導する人材の配置も検討する。ペダルのない幼児用二輪遊具キックバイク、専用のベルトを使った綱渡り運動スラックラインの設備もつくる。

ほたるラボは、ゲンジボタルの生態や保護育成に関する研究、えさとなる巻き貝・カワニナの養殖を軸に展開する。ガラス越しに幼虫などを観察できる構造とするほか、町の蛍保護の歴史や資料を展示するコーナーも置く。

総事業費は約2億7100万円で、前年度からの繰越予算を計上。2分の1は地方創生拠点整備交付金、残りは交付税措置のある起債で賄う。町議会9月定例会での工事契約締結の関連議案の議決を経て、着工する。

町まちづくり政策課地方創生担当部門は「長年休止していた施設の再生に、住民の大きな期待が寄せられている。若者らの意見を取り入れ、新たな価値を付けながら事業を進めたい」としている。

体験イベントは両日午前10時から、管理棟に隣接するプールサイドで開く。各アクティビティーの無料体験コーナーを設けてPRするほか、今後の運営モデルとして飲食などのブース出展も行う。問い合わせは同課(電話0266・41・1111)へ。

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