砂防えん堤実験 重要な役割を理解

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集中豪雨時の土石流を止める砂防えん堤について学ぶ参加者

国土交通省天竜川上流河川事務所飯島砂防出張所は19日、飯島町の与田切公園で開いた「フェスティバルin与田切2017」(町観光協会主催)で、土石流災害を目で見る実験を公開した。土石流を食い止める砂防えん堤の役割を周知する目的。来場者は治水対策の重要性を学んだ。

会場には、砂防えん堤のある川とない川を再現した立体模型を用意。勾配のついた川の上流部に土砂を模した砂利を置き、最上流から水を流すことによってえん堤が土砂を下流へ流さない仕組みを来場者に見せた。えん堤のない模型の川では、砂利が下流域の民家を直撃。見ていた住民は「家が土砂にのみ込まれた」などと驚いた。

会場では土石流災害から身を守る方法を紹介する映像も放映した。同出張所の佐藤靖所長は「実験を通じて砂防えん堤の役割や土石流災害の仕組みを理解し、豪雨時の情報収集の大切さや避難に対する心構えを身に付けてもらえればうれしい」と話した。

フェスティバルin与田切は、各種の体験を通じて公園と自然に親しむ夏休み最終盤の恒例イベント。協力団体が子どもたち向けの企画や飲食コーナーを用意し、終日多くの家族連れでにぎわった。

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