飯田線80周年アルプス号 伊那市駅から出発

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飯田線80周年アルプス号とテープカットする関係者=伊那市駅

JR東海は19日、飯田線の全線開通80周年を記念して運行する快速列車「飯田線80周年アルプス号」の出発式を始発駅の伊那市駅で開いた。関係者が車両横でテープカットをして、伊那谷を一つに結び、地域の足としての役割を担ってきたローカル線の節目の年を祝福。専用のヘッドマークを付けた記念列車は、満員の鉄道ファンを乗せて終点の飯田駅(飯田市)に向けて出発した。

飯田線は1937年8月20日に辰野駅(辰野町)~豊橋駅(豊橋市)の全線が開通した。JR東海では記念列車を運行し、20日には秘境駅ランキング100位以内にランクインしている7駅の入場券をセットにした記念切符を発売する。

出発式は記念列車での旅を楽しむ「乗り鉄」のほか、車両を撮影する「撮り鉄」、地域住民らでにぎわった。駅内ではプラレールコーナーを設け、飯田線列車の映像を上映した。出発前には女性太鼓団体の演奏が雰囲気を盛り上げた。

式で来賓の白鳥孝市長は「乗って楽しむ飯田線。地域の足、観光集客の柱」とあいさつ。渡辺博昭駅長は「駅の間が平均2キロと短く、通勤通学に使っていただいている」と感謝の言葉を述べた。豊丘村から訪れた豊丘小学校5年の涌井弥遼君は「普段列車はあまり乗らないけれど、記念列車は乗ってみたかった。夏休みのいい思い出になりそう」とうれしそうに話し、母親と乗り込んでいった。

列車内では乗車証明書が発行され、駒ケ根駅(駒ケ根市)ではご当地キャラが出迎え、飯島駅(飯島町)では楽器演奏で歓迎し、伊那大島駅(松川町)では特産品を販売した。

記念列車は20日も同駅間で運行する。

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