石に囲まれ至福の時 山村さんが展示室

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山村さんの石のコレクションが並ぶコンテナの展示室「貪貧石屯庫」

石に魅せられ40年-。茅野市中大塩の”石コレクター”山村孝通さん(73)が、トラックのコンテナを利用した展示室「貪貧石屯庫」を自宅の敷地内に設置した。コレクションは、全国各地を歩いて収集したものから、苦労して購入した天然記念物まで大小2000個以上。時間があれば入っては眺め、至福のひとときを過ごしている。

山村さんは土木技師の仕事柄、珍しい石に出会うことが多く、興味を持つようになった。見たり、聞いたり、調べたりするうちに産地や種類にも詳しくなり、珍しい石を拾いに夫婦で全国各地を巡ったりした。

コンテナは奥行き7メートル、幅2.5メートル。展示品は、鑑賞石の最高峰ともいわれる菊花石をはじめ、古谷石、佐渡の赤玉石、門司の梅花石、土岐石、名寄鈴石、桂化木、壺石、亀甲石、餅鉄など多彩。産地は北海道の宗谷岬から鹿児島まで及び、海岸などの砂も瓶に入って並ぶ。

市内関係では、山村さんが2006年に、北山の音無川で発見した碧玉や、保護を熱望している金沢の金鶏金山のフクサイト(クロム白雲母)もある。約700個は、ケヤキなどの材で、それぞれにぴったり合う台座を作って展示。天然の姿のままが多いが、親しくなった佐渡の加工業者に依頼した、鮮やかな色や美しい模様が浮かび上がる逸品もある。

山村さんは「特別に高価なものは無いが日本の有名な石の半分くらいはあると思う。たかが石だが面白い。興味のある人は立ち寄って」と話している。山村さん方は同市中大塩4-38。

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