大型縄文土器完成 茅野「火祭り」で野焼きへ

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完成した大型土器を見せながら、制作過程の苦労などを話す会員たち

茅野市の「八ケ岳JOMONライフフェスティバル」の「尖石縄文の里 夜の火祭り」(10月7日)で野焼きをする二つの大型土器が完成し22日、尖石縄文考古館で、制作した同館土器サークル会員有志らが披露をし、苦労などを話した。

会員有志、夜の火祭り部会員が6月に制作を開始。復元したのは藤塚、棚畑の両遺跡から出土した高さ80センチ、直径63センチと、高さ71センチ、直径45センチの土器で、合わせて70キロ余りの粘土と、川砂を使った。図面や本物を参考にしながら、粘土を縄状にして積み重ねていくなど、縄文時代当時と同じと思われる手法で制作し、「雨だれ文」「隆帯文」と呼ばれる文様も忠実に再現した。今月10日に完成、現在同館のロビーに展示している。

サークルの小平一次代表らは「粘土を少しずつ積み上げていくが、粘土の重さで形が太って(変わって)しまうこともあり、粘土の乾燥具合を見極めながらの制作は大変だった」「本物を見ながら忠実に文様を付けていくのは気を使った。縄文人はすごい」などと話した。土器は夜の火祭りで、4、5時間かけて野焼きをし、完成させる。

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